愛と勇気と缶ビール

ふしぎとぼくらはなにをしたらよいか

角川のKindle本が70%セールらしいので、ちょっとシックにお勧めをまとめてみる

皆さんアフィリエイトで忙しいことですね!チョリース!

せっかくなので、最近の流行り本ではなく少々シックに選んでみよう。自分でフィルタリングしたい方はこちら。Amazon.co.jp: カドカワのKindle本・Kindleコミック: Kindleストア

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

これは、前から読みたかったので俺が買った。

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

貴志祐介は、息の長い作家だ。僕は中学の時までしか読んでいないのでクラシックなものしか知らないが、これは面白かったので内容を覚えている。クローズドサークルでの殺し合いとか好きな人にはいいかも。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (角川文庫)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (角川文庫)

一応ラノベというジャンル分けらしい。人ならざるものに一度は近づきながらまた人の世界に戻って来る、主人公の兄貴を楽しむための本。つまり兄貴萌え本。ついでに主人公と友達の女の子。友達の女の子が魚っぽいので、ポニョを思い浮かべながら読むといい。

少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)

少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)

他人の価値観に迎合できない少年少女をみてほっこりするための本。

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

日本三代奇書の一つ。多分みんな買っても最後まで読めないと思う。じゃあなんでお勧めとしてここに書くのか…それが、ドロヘドロ!

魔界転生(上) (角川文庫)

魔界転生(上) (角川文庫)

エログロSF時代劇作家である山田風太郎先生の最高傑作にして、「十」という漫画の原作。なのでエンターテイメントの塊。俺は、もったいぶった司馬遼太郎よりここまで荒唐無稽に振り切ってくれる山風先生の潔さが好きだ。

野火 (角川文庫)

野火 (角川文庫)

あ、やべえ。これは多分この記事の中でもっともいい本。なんでレビューついてないのかな。これは戦争を描いた小説だが、戦争を批判するために書かれた本でもなければ、戦争を賛美するために書かれた本でもない。そのジャンルにおける一つの金字塔なのだ。

なんか思ったより「これだ!」と思う本が見つからなかったなーというのが本音。

作文を捨てよ、街に出よう

僕は大学生のころ文学青年もどきをやっていたので、今でも文章の細かいアラが気になって気になって仕方がない。

代表的なところでいうと、blogの文章中で「〜たり〜たり」が必ず2つで1組になっていないと気持ち悪いので直したりとか。またこれとは次元が違うが、書いている段落によって一人称が「僕」になったり「俺」になったりするので推敲ののち毎回直していた。

一人称が、ひとまとまりの文章の中で異なる。これは一般的に言えば悪文であり、良くないこととされている。多分。少なくとも、小学校や中学校の作文でこれをやるとペケがつくだろうし、大学入試の小論文などでやってもNGだろう。

だが、よく考えてみれば、俺は誰かエラい人に提出する作文を書いているわけでもなければ、俺自身がエラい作家先生なわけでもない。お作法から外れた文章をblogにあげていたとしても、誰も困らない。

文章を書いていて、段落によってテンションが変わる。例えば内省的なことが書いてある段落では一人称が僕になり、バシっと何かを言い切る段落では俺になる。それの何が悪いのか?むしろ、テンションに合わせて一人称が変わるくらいの方が、人間の文章として自然なのではないか?最近ではそう思うようになった。

言葉遣いにしてもそうだ。何かを丁寧に説明する段落では「〜です〜ます」口調になり、断定的に述べる時には「だ」「である」口調になる。それで何が悪い?その時それが相応しいと思って書いたなら、後で直す必要なんてないじゃないか。

繰り返しになるが、俺達は作文を書いているわけじゃない。だから、下らない文章作法からは自由になっていいのだ。どうせ皆、まともな日本語なんて書いてないんだし。

というわけで、今後はそういう細かい点を気にしないことにしました。

オチ

だが、「すべからく」を「すべて」という意味で使ってる奴!てめーは駄目だ!

すべからくとは (スベカラクとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

なぜ俺たちは2014年にもなって電話回線なんぞに金を払わなければいけないのか

長らくiPhone派だった僕がiPhone 4sからNexus5に機種変更した10の理由 - 愛と勇気と缶ビールのつづきというかオマケ。

Nexus5に変えた時に、「めんどくせーなー、こんなの親切なライフハッカーが友達にいたら全部教えてもらって俺はメリットだけ享受したいんだけどな」と思いつつもいくつかのMVNOを検討した。

で、ちょっと考えれば分かることだが、「電話回線を保持する」というのと「データ通信が出来る」というのは全く別のことである。何を当たり前のことをという話ではあるが、普通にキャリア御三家と契約する場合は大体この2つがセットになったプランにするため、意識していない人もいるのではないだろうか。

で。MVNOの場合はそれらが明確に別扱いなので、「データ通信だけのプランで契約」とか「電話回線だけのプランで契約」とかそういうことが出来る。当然ながら、データ通信オンリーより、通話可能かつデータ通信可能なプランの方がお高くなる。

お高くなるならケチりたくなるのが人情というもので、僕も、「電話回線(= 電話番号)って本当に要るんだろうか?」と一度真面目に考えた。

考えてみたところ、実際問題、生活のほとんどの局面において電話なんて使わないのだ。

  • 彼女とのやりとりはLINEだ。通話もLINEだ。
  • 母とのやりとりもLINEだ。父はメールと電話ベースだが、まあITオンチではないので何とでもなるだろう。
  • 電話をかけるのは、ほぼ飲食店の座席を予約する時だけだ。(こんなのは全部ネットから予約できるようになるべきだ)
  • 電話番号をとりあえず登録させるサービスが官民問わず日本には大量にあるので、そいつらから何らかの理由で既存の電話番号に電話がかかってくる可能性がある。電話番号を変える場合はこいつらの登録情報を更新しなければいけない。超面倒。死にたい。
  • あと、会社から電話がかかってくる可能性はある。これは結構大事だが、電話番号の切り替え自体はある程度簡単に出来るだろう。

つまり、飲食店が電話というレトロなプロトコルしか受け付けないこと。多くのサービスが電話というレトロなプロトコルを通じて俺にアクセスしてくること。しかもそいつらは僕の今持っている電話番号をデータベースに保持しており、電話番号を変えるとめんどくさい事態になること。その3つが主たる問題だ。

この3つを解消できないので、僕は大人しくMNPした。うざってえ話である。

しかし、SkypeもLINEもあるこの時代に、「多くのふるき人々が必要としているから」それだけの理由で毎月金を払って電話番号をキープしなければいけないのはいかにも馬鹿馬鹿しい話だ。

電話回線なんてものは、とっととこの世からなくなって欲しい。

長らくiPhone派だった僕がiPhone 4sからNexus5に機種変更した10の理由

タイトルは釣り。携帯の機種変、そんな程度のことに10個も理由があってたまるか。

が、機種変更したのは事実だ。理由は、

  1. 個人的に、「iPhoneはもうダメだな」と思ったから。理由は色々あるが、iPhone 5cとか、フラットデザインとか。
  2. Androidアプリの方に技術的興味を寄せたかったから。iPhoneを普段使いつつAndroidアプリを作れないこともないが、やはり自分自身が毎日メインの端末として触っていないとよろしくない。

とかそんなところ。

Nexus5は現状e-mobileへ他キャリアからMNPするのが一番安いのだが、これがなんとsoftbankからだと月額にして他より1500円くらい損になるのだ。払ってもいいんだけど何か気に食わないのでsoftbankからb-mobileにMNPしてNexus5自体はGoogle Playから買うことにした。simは↓。

日本通信 bモバイル スマホ電話SIM フリーData マイクロSIM [AM-SDL-FDM]

日本通信 bモバイル スマホ電話SIM フリーData マイクロSIM [AM-SDL-FDM]

これの基本プランに高速通信3GB?プラン?みたいのを追加して月額が3300円くらい。softbankの時に比べると、安い。月3GBの通信量制限については、自分はほぼ一日中wifiに繋がる環境にいるので問題にならないだろう、と判断した。実際その通りになった。

b-mobileを始めとするMVNO(要はキャリアじゃないけどキャリアの回線借りてる事業者)のsimを使ってsim freeの端末を安めの月額で使う、ということに何となく不安を抱いている人もおられるだろうが、今のところ全く問題ない。むしろ、キャリア御三家と直接契約するメリットってなんかあんのか?という気分だ。おそらくは、「パソコンは日本のメーカーのやつじゃないと安心できない」みたいな謎の安心感に近い何かが、一番のメリットなのだろうが。

特に、b-mobileにMNPする際に全てがネット上の手続きで済んだのは良かった。これが例えば店頭に出向いてMNPしていたら、例によってクソみたいな営業トークを聞かされるところであった。くわばら、くわばら。

Nexus5自体については、非常に満足している。iPhone 4sより全体的にサクサク動く。長らく「Android端末みたいなクソを使う奴らの気がしれんな」と思っていたが店頭で触って「Nexus5は今までのやつらとは違うな」と思った僕の見立てに間違いはなかったようだ。なので、どっちかというとAndroidに転向した、というよりNexus5に転向した、というのが正しいのかな。今でもほとんどのAndroid端末はクソだと思ってるし。

まあそんなわけで、結論をまとめると

  • softbankからMNPしてNexus5を使うならb-mobileがおすすめ。
  • キャリアとの直接契約にはあまりメリットないよ。お金かかるだけだよ。
  • Androidはクソばかりだけど、Nexus5は可愛いよ。

ということでした。

追記: 続きではないが、続きに近い内容。なぜ俺たちは2014年にもなって電話回線なんぞに金を払わなければいけないのか - 愛と勇気と缶ビール

gitのbranch ruleを決める際の個人的チェック事項

プロダクションリリースの前は適当でいい。適当にfeature branch切ってガンガンmasterにmergeしてdeployすればいい。変更の種類によっては直接masterにぶち込んでしまえばいい。スピード感が大切な時期なので、いちいちbranch ruleを定めてそれを遵守すること自体が時間の無駄。

プロダクションリリースからそれ以降は、

  1. プロダクションにはmasterとか特定のbranchではなくtagを切ってそれをdeploy。切り戻す先は一つ前のtag
  2. プロダクション以外の環境には特定のbranchをdeploy。切り戻すというか修正の仕方は適宜。

という感じにする。それに加えて、「feature branchを現在の最新安定版にmergeした状態で結合testが出来るbranch」があるとよい。「それってmasterじゃね?」masterではない。masterをこの目的に使うと、「feature branchをmasterにmergeしたはいいものの、なぜか動かないんだぜ状態」の時にmasterからbranchを切れなくなり、万が一の時のhotfixがし辛くなってしまう。 (tagからbranch切る?なんかやだなあ、それ)

例えばgit-flowではdevelop branchがそのbranchに相当する。「特別にそれ用のbranch作らなくても、git pull origin masterとかでfeature branchを最新に追い付かせればいいじゃん?」という考え方もあるが、それだと複数のfeature branchを特定のreleaseにまとめたい時に厳しくなる。が、それで問題がないような開発サイクルであればそれでもいい。

というわけで、どういうbranch ruleをとるにせよ

  1. 「最新安定版はどれか」が明確であり、問題発生時にどこに切り戻せばいいか分かる
  2. 最新安定版相当にfeature branchを取り込んだ状態のtestが出来る

という2条件が最低限満たされていればよいのではないか。後は好み + 開発サイクル次第な気がしている。

入門Git

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