愛と勇気と缶ビール

ふしぎとぼくらはなにをしたらよいか

俺はアニメ好きでもなければ、ラノベ好きでもない

どうも、多くの人の頭の中で「アニメを見ない人」「アニメを見る人」という区別は濃淡のあるグラデーションではなく0 or 1の2値表現となっているようだ。

なので、僕のように「自分の特に気に入った特定のアニメについてはフォローしているが、他には一切興味なく名前くらいしか知らない」という人間は様々なコミュニケーションの場において齟齬を来すことになる。曰く、

  • アニメを見ない人A「◯◯はアニメ見るよね?じゃあ今話しに出てる△△も知ってるよね?」俺「いや、知りません。僕が真面目に見たのはまどかマギカとレールガンとあれとこれとだけです」A「(そもそもそれらの違いがよくわからん)…」
  • アニメを見る人B「アニメ見るんだー?じゃあ△△も知ってるよね」俺「いや知りません」B「…」

どうやら、アニメやら何やらというジャンルに関わりなく特定の「作品」が好きなだけ、という有り様は中々理解されにくいようである。


さらに、アニメを見ているならラノベを読んでいるはず、という前提で話を持ってこられる場合もあるのだが、これも又よくわからない。いや、類推としては間違っていないのだが、僕は全くラノベに関心がないのでそういう風に話を持ってこられてもどうしようもないのだ。

自分がラノベを読まないのには、おそらく2つの原因がある。

  • アニメのように「第一話をインターネット上でつまみ食いして、その気になれば最後までネット上で見ることが出来る」という気軽な環境が整っていない。そもそものとっかかりがないので、紙の書籍にしても電子書籍にしても、金を出す気が起こらない。
  • アニメによる表現に対してよりも、文章による表現に対して批評的な意味で厳しい。ことばの精度が一定以下の文章(特に、小説)を読む気に全くなれない。

ここまで書いて気づいたが、自分はやはりラノベというジャンルに対しては多少の偏見があるらしい。まあ、それら以外の小説で読みたいものを読むだけでもおそらく人生の時間は足りないのだし、わざわざ嗜好の範囲を広げなくてもそこまで損はしないだろう、という見込みもある。


何のまとまりもなく結び。ダンガンロンパは面白い。