前略、ScalaでAndroidアプリを作るのは超簡単ではないが、ロケット工学ほど難しくはない。Javaを除くJVM言語族で最も環境が整っているといっても過言ではないだろう。
android-pluginよ、さようなら
ScalaでAndroidアプリを書くとなると、大体の場合は
jberkel/android-plugin · GitHub
を使うことになるのだが、なんかこのplugin、微妙にハマりポイントが多くてしばらく触っていないと動かせなくなっていることが多い。おそらく僕のsbt周りの知識が浅いせいもあろうが、僕は別にビルドツールの勉強がしたいのではなくアプリが作りたいだけなので、こういう所にはあまり時間を使いたくないのである。
android-pluginは時代遅れ!とまで言う気はないが、今なら他にも選択肢がある、ということは覚えておいて損はない。
android-sdk-pluginよ、こんにちは
で、まあ上記のブツがいけてないので、最近はScaloid作者のオススメっぽいこっちを使ってみることにした。
pfn/android-sdk-plugin · GitHub
作者が言うところの、android-pluginとの違いは以下。
https://github.com/pfn/android-sdk-plugin#differences-from-jberkelandroid-plugin
今のところ、悪くない。android-pluginに何らかの理由でウンザリした経験のある方は使ってみてはどうだろうか。
ライ麦畑でつかまえて
ついでに、どうせなのでScaloidも使っておくといいだろう。これによってFuture使えない問題も解決する(残念ながら僕はまだ使ったことないけど、おそらく解決しているのだろう)。
ちなみにこれと同系統のものにPositronic Netがある。
これのEvent Handlerの書き方などは好きなのだが、> 突然のORM < だったり最近あまり開発が行われていない風味だったりなので、今から乗っかるのは止めておいた方が無難だろう。
だからどうって訳じゃないが、既にScalaで書いたAndroidアプリを10個くらいGoogle Playに出している僕の言うことなので、android-sdk-pluginとScaloid、試してみてもソンはない。
追記
giter8のtemplateも一応作っておいたよ!
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