作ってみたいベースの適当なサービスであるとか、サービスと言えない程度のiPhoneアプリやAndroidアプリのバックエンドを置くには、VPSとクラウドサービスのどっちがいいか、という話。
ここでVPSという言葉で指しているのはさくらVPSを代表として、仮想サーバを借り切ってミドルウェアとかは自分でセットアップするやつのこと。クラウドサービスと言っているのは、Amazonは含めずにHeroku, DotCloud, FluxFlex, GAEとかのこと。何でも自分でインストールするのではなく、基本備えつけのもので賄う系のサービス。
結論から言うと、とりあえずVPSにしておいて、可能なら後からクラウドサービスに移して経費削減するのが何となくいい気がしている。
理由を箇条書きにすると
- 初めから使えるミドルウェアが限られていると、アイデアがそれにひきづられるのでよくない
- よく訓練された人でないと実際のデータのオーダーとか簡単に見積もれないので、その辺の制限が厳しくないVPSが初めはラク
- 稼働して、データのオーダーとかアクセスパターンが大体分かって & 確定してからより制限の厳しい環境に移す方がラク
- 制限の多い環境でyak shavingとかしてるとワークアラウンドに時間をとられてやる気がそっちに消費されてしまう
- 上記に加えて、クラウドサービスにdeployするノウハウを身につけて、何かをやりとげたような気分になって満足してしまうことがおおい(これあんまり関係ないな)
- いちから環境構築した方がなにかと勉強になる(一回やったら後はそうでもないけど)
RackHubとかどうなのかなあ