愛と勇気と缶ビール

ふしぎとぼくらはなにをしたらよいか

Kindle Paperwhiteで電子書籍デビューした

文字通りで、特に他のガジェットとの比較とかは無いです。Kindleと名の付くものを買ったのはこれが初めて。

日本語のオライリー本を買うのはやめた - 愛と勇気と缶ビールというちょっと調子乗った感じのエントリーで触れたように、僕は邪悪なOreilly社のセールに乗せられて大いに積み本を作ってしまったので、それらをKindleにぶち込んで読むという使い方を主にしています。

既に多くの人が言われていることかと思いますが、なんとなく良い点を列挙すると

  • 充分軽い
  • 出かける際に、どの本を持っていくか考えるコストが一々かからない(技術書は大抵重いので、特にこれは悩ましい)
  • いわゆるガジェットにしては電池の持ちがかなり良い方なので、電池の残量をあまり気にせず生きられる
  • 漫画はもっと重いとの噂だが、小説等なら3G回線でも一瞬でDLできる(っぽい。まだ一つしか買ってないので…)
  • (.mobiなどの電子書籍フォーマットでデータを得られるなら) 文字の詰まった技術書でも充分実用に耐えうる

という感じです。特に最後の点については、どこかのblogに「小説向け端末」みたいなことが書いてあったので「あー、これはすべったかな…」と思っていましたが、大丈夫でした。僕はすべっていませんでした。

予想しつつもちょっとだけ期待から外れた点を挙げると、

  • pdfなどの非・電子書籍フォーマットはフォントの拡縮・余白の調整などが自在にできないため読みにくい。pdf作成時にその辺に気を付けていれば大丈夫なのかもしれない。(僕が試したのはWeb上で拾った37signalsの"Getting Real"のpdfだけど、残念な感じだった)
  • 思ったよりページめくり時の暗転が多い。特に図表のあるページを跨いだ移動ではほぼ100%起こる。(慣れれば気にならない)

という。特に一つ目の問題は、自炊したpdfを読む目的で買う人にとっては結構大きいかもしれません。


僕はちょいお高めの3G版を買いましたが、移動中に本を買う機会があまりないことに気づいたので7980円のwifi版で充分だと思います。



このくらいの値段だと、買ってから「アーッ」となってもそこまでは痛くないのが実は一番いい所なんじゃないかと思っていたり。