愛と勇気と缶ビール

ふしぎとぼくらはなにをしたらよいか

僕のGoogle PlayのDeveloper Accountがterminateされた件

いや、僕、別にそこまでヤヴァいアプリを出してたわけじゃないんですけど。

ただ、今まで来ていたメールを見るに、複数のアプリが「性的・暴力的なコンテンツ」とか「YouTubeの利用規約違反」とかに引っかかってGoogle Playから消された結果、その辺の情報を鑑みてアカウントごと停止になったというのが事実に近いのではないか。(ちなみにGoogle PlayのDeveloper Accountが停止になっただけで、いわゆるGoogleのログインアカウントの停止を食らったわけではない。)

前者は多分アプリに入っていた広告のコンテンツが問題で、後者は僕がYouTubeの利用規約を読んでいなかったのが悪いのだから、どちらについても処置に不服はない。僕が悪うございました。

ただし、これらのアプリを僕がGoogle Playという名の野に放ったのは2年以上前であり、既にマーケットに公開して2年以上以上経ったアプリが突然「定期的な審査」によって抹消されるというのは、あまり穏便ではない。穏便ではないというか、何らかの動きが感じられる、といった方が正確だろうか。

有り体に言うと、Google Playは名実ともにもうフロンティアではなくなった、ということだろう。つい数年前までは個人デベロッパーの作ったある意味クソアプリが跋扈する面白い空間だったのだが、すっかりソフィスティケートされたコンテンツの多いマーケットになってしまった。

まるで、iPhoneのApp Storeみたいだ。

ちなみにユーザから見れば、質の低いアプリも混ざった玉石混交なコンテンツマーケットというのは別に何も嬉しくはないわけで、僕の慨嘆は、何の力もない一個人デベロッパー、それも特に際立ったものを作り出すことの出来ない1デベロッパーによる「Google Playもつまんなくなっちゃったな」という負け犬の雄叫びにしか過ぎない。

ところで、僕ごときの作っていたライトグレー(?)なアプリすら放逐されるということは、他にも並み居るライトグレー、ミドルグレー、ダークグレーなアプリ群は今現在・今後もどんどんGoogle Playから駆逐されていっている・駆逐されていくと考えて間違いないだろう。やべえ。プラットフォーム、怖いわ。

残念なことに、僕は最近個人的に開発を検討していた、とても真っ当至極真っ白なアプリもGoogle Playに提出することが出来なくなってしまった。内容は、Bluetoothイヤホンの電池残量をツールバーアイコンに表示するというもの。

アーメン。結語はなし。