愛と勇気と缶ビール

ふしぎとぼくらはなにをしたらよいか

Chrome extensionでclipboardに文字列をコピー (2014/01/26時点)

なんか、やろうと思ってググったらみんな色々なこと書いてて何が正しいのかよくわからん!ムキー!ってなったので同じような人を救うために2014年1月時点での方法をメモ。あまり大した内容ではない。

manifest.json

現時点で必要なのは "clipboardRead" というpermission。以下は例。

{
    "manifest_version": 2,
    "name": "Are",
    "version": "1.0",
    "description": "Are, aredesu",
    "permissions": [
        "clipboardRead"
    ]
}

pasteの仕方

background page (event page) にて、以下のような関数を書いておいてstringを渡せばOK。 ちなみに、textAreaはdisplay:none;とかだとダメです。これには由縁がありそうだが、あまり深追いするメリットなさそうなので「表示はさせた上で要素を飛ばせば大丈夫」くらいの認識で済ませた。

    function saveToClipboard(str) {
        var textArea = document.createElement("textarea");
        textArea.style.cssText = "position:absolute;left:-100%";

        document.body.appendChild(textArea);

        textArea.value = str;
        textArea.select();
        document.execCommand("copy");

        document.body.removeChild(textArea);
    }

じゃあの。

「あとで読む」な、今読め

f:id:zentoo:20140125135710p:plain

ネットで効率的な情報収集とか言われるようになって久しい昨今、百害あって一利なしなのが「あとで読む」系のサービスだと思う。これを真面目に使いはじめると、ヤバい。

経験上、「あとで読む」ことにしたものを後から読んで、メリットがあったことはほとんど一度もない。何らかの行動に繋がったこともない。

「あとで読む」ことにした時点で、それは今日この時を使って読む価値がない文章だったということだ。そんな文章が、後から参照して価値のある文章になることはほぼ無い。

一番よくないのは、「あとで読む」ことが可能であることによってその情報が今の自分にとって本当に必要なのかどうか、判断する必要がなくなってしまうことだ。

ひょっとしたらいつか必要になるかもしれない。そんな情報ばかりストックしていると、本当に今必要な情報への感度が鈍る。それが自分にとって本当に必要な情報かどうか分からないというのはつまり、自分が今なにをすべきかを判断できていないということ。これは恥ずべきことだ。

そういうわけで、あとで読むくらいなら、読まない。読むべきなら今読む。そういう割り切りを行った方が、生活がシンプルになると思う。

大量の積ん読も、止めた方がいい。積んでいるという時点で、結局その本には今すぐ参照したいような情報がないということだ。「いつか役に立つかもしれないから」「今すぐ勉強はしないけど、いつか必要になるかもしれないから」くらいのモチベーションしかないなら、初めからその本は買わない方がいい。

積んでいる技術書、これから先参照する可能性のない技術書は全部売ってしまえ。スペースの無駄である。もちろん、大量の技術本が詰まった本棚を眺めて悦に入りたい人は別だが…。そういうのって、やめた方がいいと思うけど。

この世には、どうでもいい情報が多すぎる。とりあえずみんな、ネットで情報収集なんて止めて、情報ダイエットした方がいいと思う。おそらくその方が幸せになれる。

(この記事に、「あとで読む」ってブコメつけてくださってもいいんですのよ!)

角川のKindle本が70%セールらしいので、ちょっとシックにお勧めをまとめてみる

皆さんアフィリエイトで忙しいことですね!チョリース!

せっかくなので、最近の流行り本ではなく少々シックに選んでみよう。自分でフィルタリングしたい方はこちら。Amazon.co.jp: カドカワのKindle本・Kindleコミック: Kindleストア

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

これは、前から読みたかったので俺が買った。

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

貴志祐介は、息の長い作家だ。僕は中学の時までしか読んでいないのでクラシックなものしか知らないが、これは面白かったので内容を覚えている。クローズドサークルでの殺し合いとか好きな人にはいいかも。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (角川文庫)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (角川文庫)

一応ラノベというジャンル分けらしい。人ならざるものに一度は近づきながらまた人の世界に戻って来る、主人公の兄貴を楽しむための本。つまり兄貴萌え本。ついでに主人公と友達の女の子。友達の女の子が魚っぽいので、ポニョを思い浮かべながら読むといい。

少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)

少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)

他人の価値観に迎合できない少年少女をみてほっこりするための本。

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

日本三代奇書の一つ。多分みんな買っても最後まで読めないと思う。じゃあなんでお勧めとしてここに書くのか…それが、ドロヘドロ!

魔界転生(上) (角川文庫)

魔界転生(上) (角川文庫)

エログロSF時代劇作家である山田風太郎先生の最高傑作にして、「十」という漫画の原作。なのでエンターテイメントの塊。俺は、もったいぶった司馬遼太郎よりここまで荒唐無稽に振り切ってくれる山風先生の潔さが好きだ。

野火 (角川文庫)

野火 (角川文庫)

あ、やべえ。これは多分この記事の中でもっともいい本。なんでレビューついてないのかな。これは戦争を描いた小説だが、戦争を批判するために書かれた本でもなければ、戦争を賛美するために書かれた本でもない。そのジャンルにおける一つの金字塔なのだ。

なんか思ったより「これだ!」と思う本が見つからなかったなーというのが本音。

作文を捨てよ、街に出よう

僕は大学生のころ文学青年もどきをやっていたので、今でも文章の細かいアラが気になって気になって仕方がない。

代表的なところでいうと、blogの文章中で「〜たり〜たり」が必ず2つで1組になっていないと気持ち悪いので直したりとか。またこれとは次元が違うが、書いている段落によって一人称が「僕」になったり「俺」になったりするので推敲ののち毎回直していた。

一人称が、ひとまとまりの文章の中で異なる。これは一般的に言えば悪文であり、良くないこととされている。多分。少なくとも、小学校や中学校の作文でこれをやるとペケがつくだろうし、大学入試の小論文などでやってもNGだろう。

だが、よく考えてみれば、俺は誰かエラい人に提出する作文を書いているわけでもなければ、俺自身がエラい作家先生なわけでもない。お作法から外れた文章をblogにあげていたとしても、誰も困らない。

文章を書いていて、段落によってテンションが変わる。例えば内省的なことが書いてある段落では一人称が僕になり、バシっと何かを言い切る段落では俺になる。それの何が悪いのか?むしろ、テンションに合わせて一人称が変わるくらいの方が、人間の文章として自然なのではないか?最近ではそう思うようになった。

言葉遣いにしてもそうだ。何かを丁寧に説明する段落では「〜です〜ます」口調になり、断定的に述べる時には「だ」「である」口調になる。それで何が悪い?その時それが相応しいと思って書いたなら、後で直す必要なんてないじゃないか。

繰り返しになるが、俺達は作文を書いているわけじゃない。だから、下らない文章作法からは自由になっていいのだ。どうせ皆、まともな日本語なんて書いてないんだし。

というわけで、今後はそういう細かい点を気にしないことにしました。

オチ

だが、「すべからく」を「すべて」という意味で使ってる奴!てめーは駄目だ!

すべからくとは (スベカラクとは) [単語記事] - ニコニコ大百科