Dropboxってあるじゃないですか。アレ。
多分、複数台のマシンでファイルの同期を行うフリーソフトとしては一番メジャーじゃないかと思うんだけども。
今だと他にもSugarSyncとかSugarSyncとかDropboxより高機能なやつも色々あるんだろうけども、まあそれは置いといて。
Dropboxを使おう!とかの記事でよくあるのが、「複数のマシンでファイルを共有できる」って部分だけを推してる例。Dropboxっていうフォルダ(ディレクトリ)がMy Documentsやhome以下に出来て、そこに置いたファイルが自動的にシンクロされるってやつね。
それはそれですごく便利なんだけども、個人的にもっと知られてもいいんじゃないかっていうのが以下の二つの機能。
1、Webから消したファイルを復活できる
これ厳密には復活できるというか、変更前のファイルの履歴が残っているということなんだけども。
要は、「あっ、間違えて消してもうた!」とか「あっ、奇妙な変更してもうた!」って時に、それをWebから復帰出来る。具体的には、削除したのを戻す場合はhttp://www.dropbox.com/からログインした後に"Files"タブをクリッコしてその下のボタン群に出てくる"Show deleted files"をクリッコして後はよろしく。変更を戻す場合は"Recent Events"をクリッコして後はよろしこ。
2、他の人とDropbox内のフォルダ(ディレクトリ)を簡単に共有できる
これが意外と活用されていない機能。
ログイン後、"Sharing"タブをクリッコして、下に出てくる"Share a folder"ボタンをクリッコで。後は共有したい相手がDropboxに登録しているメールアドレスを入力してリクエストを送るだけ。登録済みのアドレスに関しては地味に補完機能があったりもする。
リクエストを受ける側には、登録した時のメールアドレスに「招待されました」っていうメールが来る。これを見ても見なくてもhttp://www.dropbox.com/にログインすればフォルダ共有を承諾することが出来る。
以上2つの機能、もっと目立ってもいいんじゃないかなあ、と個人的には思っている。もちろん、「そんなんもう知っとるわ!」っていう人もいるだろうけど。
「ファイルの更新履歴を保存して巻き戻せるようにする」にしても「他の人とファイルを共有する」にしても、情報系の人にすればバージョン管理を初めとして色々な方法が思いつくはずなんだけど、それらはどうしてもその筋でない人には敷居が高い。
Web画面からちょこちょこっとやるだけで、以上2つの機能が実現できる、という敷居の低さが大事。情報系の人が「そんなの簡単だ。こうすればいい」ってのは情報系でない人にとっては案外簡単じゃないことが多いものだ。
特に2つめの機能は、小規模なグループでファイルを共有したい場合にとても便利なんじゃないかな。もちろん、Dropboxの手によって勝手にどこぞのサーバに保存されるわけだから、ホントの機密情報とかは置けないけどね。
少なくとも上の2つは、既にDropboxを使っている人は知っておいて損はない機能。
既に使ってない人は、こちら ↓
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